アクション多用とはいえ、マーベルの中では落ち着いた感じの作品ではないでしょうか。
以前からカンバーバッチのお顔にどうしても馴染めないのですが、今作始まって彼のお顔が映るとやっぱり馴染めませんｗ でもオペ中マスクをつけるとそうでもない・・・というかカッコいい。またカトマンズでのシーンでは、現地の皆さんと並ぶと背も高く見栄えも良くスクリーン越しでも彼のオーラを感じます。
どうも私は彼のお顔の鼻から下にだけ抵抗があるのだと思いました。
スティーブンは不慮の事故で両手が不自由となりドクターであることを断念せざるを得なくなりますが、車飛ばしてあんなことしていたらそれは大変な事故を起こしますよ・・・と天才脳外科医なのにおドジなんだなぁと思わされます。が、作品進むにつれ、スティーブンってちょっと可愛らしくドクターとしては天才的且つシビアなのに人としてはお茶目な感じを受けました。
今作1度で終わりではなくこれからシリーズ化されるでしょうから、施設での修行シーンはもう少し苦悩する場面も多く取り入れて魔術をマスターするまでを長尺化してもよかったのでは？と感じました。
作品全体は115分とそれほど長尺ではありませんが、建物が次々動き出すシーンやマッツの存在感、スティーブンとマントのやり取りのかわいらしさ、そしてレイチェル・マクアダムスも相変わらずチャーミングである・・・と、見応えは十分にありました。そして何よりもドクター・ストレンジのコスチュームが抜群にかっこよかったです。
続編はこの人と絡むのか？という様なエンディング後のシーンも含めて最後まで楽しませていただいた今作でございました。
