ブタブタ

ドクター・ストレンジのブタブタのネタバレレビュー・内容・結末

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

『Drストレンジ』面白かった!と言う方には非常に不快な内容ですので御容赦の程を(>_<;)

非常に個人的な偏見、歪んだ心、勝手にハードルを上げた結果の身勝手な因縁、狭い量権による妄言なのでお許しください。

うわーつまんない!
何これ?!
最低!!

全部フォローしてる訳ではないのですがMCU初の大失敗作・最低作品なのでは?!
『インセプション』のあの夢の世界で超次元魔法バトルが繰り広げられると思ったら基本追いかけっこだけ(笑)
確かにインセプションの都市がくるんくるん回転するヤツのスケールアップ版は見る事が出来ましたけどそれだけ。
インセプションの単なる焼き直し。
都市グルグルと壁がモザイク模様みたいになる以外にはコレといった事は起きないし仮想世界や異次元空間での描写について期待し過ぎてハードルを上げすぎた自分も悪いのですが予告編以上の事は起きなかった。
インセプションで街中に突然列車が走って来たり敵が何処からともなくワラワラ湧いてくるとか有り得ない事が突然起きるトンデモ感や驚きがまるでない。

それと細い橋状の階段や通路が現れたり交差したり、そこを走ってるシーンですがアニメ『劇場版少女革命ウテナ・アドレッセンス黙示録』で既に見た映像でした。
『劇場版ウテナ』ではアクションシーンではなく飽く迄舞台装置として、キャラクターが普通に歩いているだけでしたが舞台である「鳳学園」の異様に広い教室、黒板が何枚もパズルの様に複雑に移動していたり常に変型している「異形建築」と言った物がバック、舞台装置として描かれていてその「異世界」感を醸し出している。
最新の実写ハリウッド大作みて10何年前のアニメ思い出すってどういう事?!

「その男上から目線の天才外科医」とまた日本ではセンスのないコピーがついてますけど主人公スティーブンは本当にそんな感じでまるで感情移入出来ない、何が目的か―と言えば麻痺してる手を直して医者として復帰―ですけど医者はもう諦めたのか戦う決意にしても何かなし崩し的でハッキリしないしそもそも手は直ったの?とかそれすらよく解らない。

そんなクズ主人公を教え導く師匠のエイシェント・ワン(樋口可南子)はスターウォーズで言えばヨーダですよね。
例えるならそのヨーダが皆に内緒でダークサイド・フォースを万引きしてるみたいな形で裏でコソコソ使ってるってどうなの?
世界観を根本から覆す様な事やっちゃダメな事では?
それについての納得いく説明も無いままアッサリ死ぬし、あの黒人の導師が怒るのもダークサイドに堕ちるのも無理ない気がします。

敵が弱い!大したことない!!
折角のマッツ・ミケルセンなのにたいして強くない!凄くない!
五・六人しかいない敵の軍団の小規模さ(笑)何かアニメ映画版『ゲド戦記』みたいだった!

そしてギャグが寒い!!!!
特にあの「浮遊マント」を使った小ボケみたいなのハッキリ言って全っ然面白くない!!
アクションとかカッコよく決めなくちゃならない所に浮遊マント使ったしょうもないギャグシーンみたいなのが入って来るせいで台無し!
何かこういうの見た事あると思い出したのは『ガッチャマン』とか『カイジ』のあの監督がよくこういう事してた!

最期に。
もうタレント吹替え止めろ────!!!!!!
師匠はルックスも相まってもう樋口可南子にしか見えない!!!!
ヒロインの吹替えがド下手!と思ったら松下奈緒だった!
ふざけんな!!!!
バカヤロー!ヽ(`Д´)ノ
ブタブタ

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