さく

ドクター・ストレンジのさくのネタバレレビュー・内容・結末

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

2月に見に行こうとしたけれども、色々やることがあって観にいけなかったこの作品。マーベル映画はなんでも好きなのでこの映画もそこそこ期待していました。

事故によって手の神経がなくなった、ドクターストレンジ。奇跡的な再生を遂げたある男からその理由を聞き、ネパールで魔術の修行に。ややこしいのでこの辺で。

今まで見たことのないような感じのCGで、それに魔術アクションは中々の迫力です。特に、建物などがグニャ〜って折れ曲がって、その上を走るシーンとか。
演技も良かったし、キャラクターも立っていて、ほとんどのキャラクターを好きになれました。ただ、エンシェントワンだけ、あまり感情移入ができなくて、死んだ時も ほー、って感じだったです。

観る前は結構シリアスな映画なのかなと思っていたけど、コメディ要素の強さが丁度良くて面白かった。

ただ、腑に落ちない、理解できないシーンがまあまあ。ちょっと多かったので忘れてしまったところがありますが、、、なぜ、ドクターストレンジがこれほどに崇められたか、なぜマントが、なぜ、途中で一度カエシリウスの手下が死んだか、なぜ呪文の書(?)で時間を戻す方法が載ってあることがわかっていたのか。などなど。聞き漏らした可能性も十分ですが。モルドが悪の道に進んでいったのも無理やり感ありましたし。

あと、途中テンポが狂っていた気がしました。序盤はポップな感じが出ていて、ハイテンポさが合ってて良かったけど、中盤修行のシーンはもっと長くて良かったかなと。すぐに習得していて??とそれからの流れ。
最後、ラストがなんか物足りなかった、しょうもなかったと正直思いました。バババババンとしたアクションからのとどめの一撃みたいな、ありきたりなラストを期待していたので。

こんな感じですが、全然好きになることはできました。続編も観たいって思うこともできましたし。そう考えたら満足です!
さく

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