とにかく、物凄い暴れっぷり…‼︎
まー、暴れる!暴れる!
ジャック・オコンネルは、不良達の格闘技大会『ジ・アウトサイダー』に出場しても優勝できるんじゃないかと思うほど!
ただ、それもさることながら、この映画は何よりもヒューマンドラマとして素晴らしかったと思います!
未熟な少年が周囲の人との関わりによって少しずつ成長をかいま見せ、かすかな光りを見出す様や、
何の因果か刑務所の中で再開を果たした父親との痛々しくも情愛に満ちた親子関係。
そして、それを打ち砕く理不尽な権力の圧と、それまでの自分自身の行いのツケ…
それらの要素がウェルメイドかつ、激しい暴力性を持ってスクリーンに炸裂していました!
最近、観た『ラブバトル』という映画より、よっぽど“愛の闘い”だったと思います!
あと、この映画を観て思い出したのがニコラス・ウィンディング・レフンの『ブロンソン』。
ただ、この映画とは似て非なるもの。
ジョージアの缶コーヒーで、あなたは微糖派?エメマン派?みたいなCMがありましたが、
あなたは『名もなき塀の中の王』派?『ブロンソン』派?は、かなり悩ましい所。それぞれ違う良さがあるから。
うーん… 僕は『名もなき塀の中の王』派かな!
ジョージアの方は、どっち派でもないです。甘すぎて飲まないし、どっちもどっちだし…
それはさておき、苦味走ったいいコーヒー(映画)をいただきました!
オススメです!