Masataka

追憶と、踊りながらのMasatakaのレビュー・感想・評価

追憶と、踊りながら(2014年製作の映画)
3.5
死んだ恋人の母親が頑固なんだけど真摯に向き合って心を開いていくというお話。
繊細な同性愛者を演じさせたらベン・ウィショーに敵う者はいない。というくらい自然な演技をする稀有な役者だ。恋人が死んだという点でドラマ「ロンドンスパイ」と非常に似た役どころ。でもロンドンスパイとは違いこの映画にはミステリー要素やスキャンダラスな雰囲気は全く無く、とても静かなヒューマン映画になっている。死んだ恋人のカイが追憶として度々登場する。カイは確かに愛する人たちの記憶の中に生きていて、その演出がベタだけど切なくて良かった。
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