少し先の未来。人類は火星基地を作っている。ミッション中の事故により火星に取り残されたマークは最悪な環境下で救出を信じ、一人孤独に生き抜くことを目指す。原題がThe Martian(火星人)なのじわる。
ストーリーは物凄く分かりやすく、冒頭から死んだと思ったマークが主人公として切り替わるのが秀逸。たまたまあったジャガイモを育てることを思いつき、燃料と木製の十字架を使い水素から水を分離する流れは上手くできていて、植物学者というのがまたいい。
マット・デイモンが心配になるくらい役作りをしていて、孤独な男のヒューマンドラマとして一気に魅入ってしまう。
