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オデッセイのMKfilmsのレビュー・感想・評価

オデッセイ(2015年製作の映画)
3.8
火星サバイバル映画。


火星に取り残されたマット・デイモン演じるマーク・ワトニーが、救出が来るまでサバイバルする話。


重いストーリーなのに、思っていた以上にマークの精神力が強くて、ぜんぜん諦めなくて、また船長の残していった趣味の悪いディスコミュージックのおかげで、知恵を絞り不屈の精神で生き延びるマークの火星での数百日間を、テンポ良く観せてくれて、最後まで楽しめた。


だけどリドリー・スコット監督の作品って、冒頭でぐいぐい惹きつけるんだけど、ラストはバタバターッで終わっちゃう感じで、今回もそう。


火星の環境の説明や、地球との通信で生き延びる方法を模索する様子は、「アポロ13」みたいにもう少し丁寧に描写したら良かったな。


最近の同じ宇宙モノでいったら、「ゼロ・グラビティ」の方がリアリティはあると思う。


ショーン・ビーンがまたもやエルロンド会議に参加していて笑った。
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