猿山リム

性盗ねずみ小僧の猿山リムのレビュー・感想・評価

性盗ねずみ小僧(1972年製作の映画)
2.5
 子年にネズミの映画を観よう企画で探して辿り着いた一本。
 当然のように「女ねずみ小僧」の活躍を期待して裏切られた。

 カットバックなど、映画の凝った手法を用いて、かなり凝った構成で深い話をベースにしているが、実際屋敷に忍び込んで女を抱いて口止め料を貰う盗人の濡れ場な映画。
 ポルノであり、コメディ。
 そりゃもう台詞で「ニュース」なんて言っちゃう程度にはコメディ。
 
 まぁポルノ映画なので、性描写は多いが、AVや洋物ポルノコメディほどきわどいシーンも多く無い。
 ものすごく凝った構成になっているはずなのに・・・これ、ネタバレになるのかな・・・すっごく雑に終わったのが衝撃的だった。
 雑に終わらせたなぁ、でもポルノの部分は沢山語れたから、ポルノ映画としてはこれでいいのかもなぁ・・・というのが感想だった。
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