キム・セロンを追悼したくとも未見作絶賛品切れ問題。
仕方ないので久しぶりにこれを再生したら当時の韓国映画界が盛って盛ってもっと盛って！ な空気だったことを思い出し失笑してしまう。
- 公開時、モブに毛が生えた程度だったマ・ドンソク同様キム・ソンギュン十年でずいぶん出世したよね
- とはいえ本作の真の主役がカササギなことはだれも異論あるまい
- お母さんがキッチンで野菜をスライスしているシーン、最初はキュウリだけど次は何ですかカボチャですかズッキーニですか、ってなるやつね(ホバク)
- 2012年作品なればこその「子どもが夜ひとりで出歩いちゃ危ないよ」喚起なんですけど、いまこんな設定の韓国映画が成立しないように、本邦も漏れなくそっちの世界に近づいていると思うと性善説そのものがファンタジーだったんやないんですか孟子せんせい。って
キム・セロン、このぐらいなら余裕残しだな、とキングアブドゥルアジズ競馬場4角馬ナリのロマンチックウォリアーを見たときと同じ感想が出ました(＝時事ネタ)。
