めちゃめちゃ酷評された『大怪獣のあとしまつ』だけれど、この作品がある意味本当の意味での『怪獣のあとしまつ』という作品だと思える社会派ドラマ。
当然『シン・ゴジラ』の方がエンターテイメント性が高いけれど『シン・ゴジラ』の2年前にショートムービーとはいえ本作が製作されているのは驚きであり素晴らしい。
物語は怪獣が自衛隊によって駆逐された後の世界から始まり、その駆逐された怪獣がとある町の海岸に打ち上げられる。
そして行政と専門家そして住民達それぞれの思惑が交差するところにリアリティを感じるし、社会的メッセージも感じられた。
