炭鉱労働者と同性愛者が手を組み、ムーヴメントを起こすストーリー。
舞台は1980年代のイギリス。
サッチャー政権による炭鉱閉鎖案に、全国の炭鉱夫組合はストライキを起こす。
その様子をニュースで見たのは、ロンドンでゲイ・レズビアンの活動家として活動するマーク。
彼は仲間と共に炭鉱労働者達とその家族に金銭支援を行い、LGSM(炭鉱支援同性愛者の会)の活動を始めた。
当時はまだ同性愛者への差別が厳しい時代。ストライキ中でも「同性愛者の支援は受けない」という組合がほとんど。
マークは組合ではなく炭鉱町に直接寄付することを決め、小さな村・オンルウィンの炭鉱に電話をかけて、寄付をすることが決まる。
マーク率いるLGBTの人達と炭鉱町の人達の友情がとても良いです。村の人達も同性愛者に対しての偏見があるので、最初から打ち解ける訳ではないのですが…。ラストのプライド・パレードはじんわり涙が出た。
最近LGBT映画を観る機会が多いけど(ただ観たいから観てるだけだけど)、特に80年代はエイズの問題も絡んで様々なドラマがあったんだなあ。
こういう映画を観てて思うのは、LGBTの人達は差別や偏見に負けずに堂々としていて素敵だということ。
また自分のベストムービーが増えた。