原作未読、実家で猫も飼ってないけどタイミングがあったので鑑賞。
思ってたより全然良い映画でした。
部分部分でもうごめんなさいってくらい泣いちゃいました。
特に後半。
どんな話か良くわからんまま観たけど、全然付いていけます。
ふとしたカットが伏線になってたりしたので、レンタルやテレビ放映とか集中してなかったら見逃してたかも。その点では劇場で観て良かった。
ありえない程絵に描いたように優しい主人公と優しいお母さん、もはや聖人ちゃうかくらいの良い人で、普通ならむず痒くなってしまうそのキャラも、この映画のトーンにあってたと思います。
思いますってか合ってましたね。泣きましたもんね。
あと主人公の友人で映画マニアの濱田岳にも泣かされました。
割と地味な始まりで、そっからも静かなシーンが多いのでイマイチ入り込みにくいなと思ってましたが、映画が進むに連れジワジワと引き込まれ、そして終盤もジワジワと感動し、最後は涙が静かに頬を下りて行きました。
多分観る人によっては全然泣けないと思いますが、僕は観て良かったと思う良作でした!
この点数なのは、見せ方は良かったんですが話としてはまぁ普通だったので。あとテーマの既視感があったが故です。良い映画には間違いないです。