上映時、友人がみんなが観に行ってきて
「めっちゃ泣けた!」
「感動した、良かった!」
という感想を聞きすぎて、中々観る気になれなかった映画。
こういう所ひねくれてるな〜自分…
と思いつつ、手が伸びずにいたけど、
冬の季節の邦画が観たくて思い切って鑑賞。
まず舞台になっている函館の、レトロな街の雰囲気がすごく良い。
昔ながらの映画館や路面電車。
坂の上から見下ろす、見晴らしのいい海と港の風景。
そして北海道の凛とした冬の空気の中に、さらりと加わる佐藤健と宮崎あおいの透明感。
加えて愛らしすぎる猫。
もう条件が素晴らしすぎる。
いきなりのファンタジーな世界にはちょっと戸惑ったけど、
お話も終わり方も、とても良かった。
号泣まではいかず、でも思わぬところでぽろっと泣けた。
結論、
「泣けた…、良かった…」