森見登美彦も、中村佑介も、舞台となる京都も、そしてアジカンも大好きな私はもう観に行くしかないだろう!
と、公開前から意気込んでいたものの、中々観に行けず…終盤ギリギリに駆け込み鑑賞。
とにかく最初から最後まで台詞のセンスが良すぎる。早口で繰り広げられる秀逸すぎる会話劇の数々。
また原作の四畳半神話大系も中々曲者な面白さだけど、今作ではさらに、「サマータイムマシンブルース」という既に面白い物語が組み合わさる。
濃いもの同士チグハグにならないかな?と心配するのも束の間、なんとまぁ四畳半のキャラクター達が違和感なく溶け込むこと。
下鴨納涼古本市にも今年行ったばかりだったので、映像の中に全く同じ景色が広がったのもとても嬉しく、より親近感。
そしてラストの出町柳パラレルユニバース…。もう好きが渋滞してお腹いっぱいでした。
「僕なりの愛ですわい」
「そんな汚いもん、いらんわい」