クモ怪人

30デイズ・ナイトのクモ怪人のレビュー・感想・評価

30デイズ・ナイト(2007年製作の映画)
3.2
どう猛で凶悪な連中だ。ヒャッハー感もある。人に似ているが、違う。爪はかぎ爪で全ての歯が鮫のように鋭い。目は黒豆のようだ。ゾンビかヴァンパイアか、はっきりしろやっ、バッキャローッ!

『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミ監督プロデュースで映画化したサバイバル・ホラーがやっぱりグロい。アラスカの白夜の神秘的な世界の中にグロを注入する。ヴァンパイア+斧=R15グロだ。

観ていて怪しい冷気を感じる。積雪が血に染まる。ゾンビ・ヴァンパイアによる惨殺につぐ惨殺、虐殺が繰り広げられる。人がオモチャのようになぶり殺される。

ジョシュ・ハートネットのつぶらな瞳に吸い込まれてしまう。少年のような瞳だ。その瞳が絶望感に溢れる。でも、カッコをつけてくれる。訪れるラストは、渋い、渋すぎるぞっ、ジョシュのバッキャローッ!
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