このレビューはネタバレを含みます
孤独死した人々の葬儀を行う業務をこなすジョンメイ。
でも彼は決して業務的な作業としてではなく
亡くなった人たちと真摯に向き合い、まるで生者のように対応していく。
遺灰を撒く時でも極力散らないよう丁寧に丁寧に撒く姿が印象的だった。
その反面
沢山の人達を見送ってきた彼の葬儀はとても悲しいものだった。
だけど、そんな彼だからこそ
葬儀の大事さ、葬式の意味を体現し続けていたんだろう。
彼が真摯に向き合い続けてきた事はとても素晴らしいことだと思うし
その22年の優しさと努力が垣間見えるラストシーンだったように思えます。