現状、今年観た中で1番合わない作品だった。
序盤に感じた違和感。
「あれ?編集、つながってなくない…?」
この想いは、中盤・後半と話が進むにつれ、増幅の一途を辿る。
登場人物たちの
・原因→結果
・考え→行動
等を全て描けというつもりは更々ない。
ただ、あまりにも「結果」や「行動」だけが描かれすぎて、そこに至る心理や論理が全く以ってわからない。
集団心理/行動を描く群像劇として致命的な欠落。
故に、誰にも移入できず、完全に置いてけぼりになる。観ていて苦痛だった。
おそらくラストカットの台詞が意図したかったことだろうが、付け焼刃でしかない。