うーん…？
いや、確かに熱い。
煮え滾るパッションを浴びせかけてくる作品が、僕は大好きだ。
ひたすらに、ただがむしゃらに、単純明快なストーリーで勢いそのままに突っ走る血と汗の107分間。
『君の名は。』が新海誠とradwimpsによる壮大なPVである、と、よく目にしますが、この作品もその一種か。
デミアン・チャゼル監督による「僕の好きな音楽はこんな音楽です！」作品。
ラ・ラ・ランド鑑賞後という事もあり、理想が高すぎたのかもしれませんが、この作品には何度でも咀嚼したくなる様な魅力を見出せず。
そもそもの部分で、この作品のジャズは、僕の好きなジャズとは少し…いや、かなり違う…
戸惑いを抱えたままクライマックスを迎えてしまい、興奮も、カタルシスも、驚く程感じられませんでした…面白かったんですけどね。
高評価の人のレビューを拝見すると頷ける内容のものが非常に多いので、ただ単純に僕がこの熱さを十分に享受出来る状態じゃなかったのかな、と。
