このレビューはネタバレを含みます
おっかないオヤジw
その、おっかないオヤジに煽られて、画面に釘付けだった。
「完璧なイケズをやってのける者は、人間を熟知している」
NHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」西門め以子談
そんな言葉が脳裏を駆け巡ったw鑑賞中ずーっとw
ほんと、このオヤジは底が知れない。
みんなが目を伏せてるフレッチャーのエリート部屋。
マンガデブ野郎と罵られた彼。
全然悪くないじゃんw
フレッチャー部屋新参者、主人公ニーマン。
フレッチャー
「よし、音楽を楽しめ」ニコッ
「ニーマンがんばれ」ニコッ
下手なホラーより怖いw
ニーマン。
家族集合のシーン。
絵に描いたような設定、セリフに、監督の怨念みたいなものを感じた。
主奏者の座が転がり込んできた時のニヤけた顔を隠そうともしないシーン。
ライアンへ見下してる感情を隠そうともしないシーン。
「君と会う余裕なんてない」
ララランドの言う夢追い人。
「次のチャーリーは挫折しない」
つっても、限度があるだろw
このオッサンの真意は、ホントのところ、結局どっちだったんだろう??
本気で潰しに行って、返り討ちにあったってことかな。
それとも、自分のコンサート種銭にして、一人のドラマーの羽化の為に賭けに出たってことなのかな?
どちらにしても、真正のキ○ガイ。
もう、「信じよ。されば救われん。求めよ。されば与えられん」の世界w
どっちにしろ、試練を受ける者には、度を越して強く信じ、求めるってベースがないとダメなんだな。
ラスト。
目と目で通じ合う二人w
やられたw
この映画に触発されて、いらぬ顰蹙買いまくって追い詰められるお調子者が大量発生しないことを祈る。
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2017/8/31
と思ってたら出たw
https://www.youtube.com/watch?v=j6AHt2Kd5fw
【週刊新潮】世界的ジャズ・トランペット奏者「日野皓正」が男子中学生をビンタ
セッション中学生。
これで退路は断たれたな。
それをどこかで望んでたんだろ?
あとは前進あるのみ。
負けるな。
日野皓正とセッションできる日まで頑張れ。