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セッションのprocerのレビュー・感想・評価

セッション(2014年製作の映画)
3.6
鬼気迫るふたり。

 2024.6再度鑑賞。

努力って?
自問自答し考えさせられた作品。

 主演の鬼指導者フレッチャーは
明らかなパワハラ。
時代はハラスメントが日本でも
セクハラからパワハラ言われ始め、
まだモラハラやスメハラなど
派生したものはなかった。
しかしその行き過ぎた
指導者と、血だらけになりながら
自分を超えてゆくニーマン、
ラストへの展開は時代を超えて
胸に迫る。

 ドラムの血のシーンは
ニーマン役マイルズテラーは
実際血が出るほど叩いたそうだ。
オスカー多部門受賞も納得。
でも演技については、
たくさん受賞し評価されたのは
全てフレッチャー役シモンズだけ。
世知辛いですのぅ
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