RuiAuden

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのRuiAudenのレビュー・感想・評価

3.5
IMAX HFR 3D 字幕版を鑑賞。スコセッシが言うところの、いわゆる「シネマとはなにか」という命題を否応なく突き付けてくる、一作目と同じく映画史を塗り替える作品。映画とアトラクションの境界はどこか。シネマはこれからどこへ向かうのか。そんなことは意に介さずに、己の道をひたすらに突き進んでいる様子のキャメロン。彼にとってシネマ、ムービー、フィルムとは「革命」なのかもしれない。まだまだ未知の可能性を秘めている前代未聞の革命。それが、キャメロンが己に課した命題なのかもしれない。それにしてもベタな脚本はご愛嬌だが、さすがに長すぎる。最初こそ圧倒された圧巻の映像美も終盤には見慣れてきて、ラストは画面ではナヴィとスカイピープルが死闘を繰り広げているなか、こちらは眠気と一進一退の攻防を繰り広げていた。
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