RuiAuden

モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーンのRuiAudenのレビュー・感想・評価

2.5
正直、この監督の前作『マッドタウン』も本作も面白くはないが、チョン・ジョンソはいつだって最高なので彼女に免じて許す。ケイト・ハドソンのやさぐれ感やその息子のマセた(マトモな)言動、そしてエド・スクラインの愛おしさなど印象的な褒めポイントがなくはないのだが、前作もそうだったように、なにせ作品自体が雰囲気先行型で中途半端なアート志向なので、その内容のなさも相まって長尺に感じて退屈。ニューオリンズの歓楽街を捉えた映像はそこそこに見応えがある。それでもやはり、(もう一度言うが)チョン・ジョンソはいつだって最高だ。
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