めたわに

スピーシーズ/種の起源のめたわにのネタバレレビュー・内容・結末

スピーシーズ/種の起源(1995年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

エロティックSFホラー。SF映画に出てくる美しいエイリアンといえば、「スペースバンパイア」のマチルダ・メイ、最近では「アンダーザスキン」のスカヨハがあげられる。映画自体もそれなりの評価を得ている。ただし前者は妖艶な人間の姿をしたエイリアン、後者はスカヨハの自身の美しさだったが…
本作のナターシャ・ヘンストリッジが演じるジルは、ルックス、スタイルともに人類の最大公約数的最高峰と言える。まあ嫌いな男性はいないでしょう。妖しさやイヤらしさはないが、無菌状態で計画的に育てられた美女!狙ったとしたら、ストーリーと完全にマッチしている(ジルは宇宙人からの贈り物のDNAを掛け合わせて作られた)。
そして、ジルとは対称的にチープで安っぽいエイリアンの姿が、本シリーズをB級人気シリーズへと導いたとも言える。怖くない、気持ち悪くない、かっこよくないエイリアン。ジルとエイリアンの対比…
私見では、このエイリアンの造形がもっと違ったものになっていたら本シリーズの運命は違ったと思う。B級でいくつもの派生作まで生み出す程、気軽な人気は得れなかったかもしれないが。

逃げたジル(エイリアン)は子孫を得たいが為、健康な人間の男性を求める。容姿が容姿だけに、次々と毒牙(甘牙)にかかる男。ジル対策で集まったファンタスティック4(トラブル解決屋、人類学者、分子生物学者、霊能力者)のうちの1人も毒牙(甘牙)に→でも身ごもらせることに成功!?お笑いエイリアンの姿になったジルに容赦はいらない!殺!→思わせ振りなネズミが映り続編確定。
めたわに

めたわに