このレビューはネタバレを含みます
あ、これ、現実の物語だな、と気づくまでには時間がかからなかったけれど、英語、スペイン語がちゃんぽんになってどの立場の発言なのか、誰に向けて英語喋っているのかよく分からず。
エマ・ワトソンのモデルみたいな、切り詰めた容姿がどうしても受け入れられない。いかにも完成された、隙のない体つき。現実味がない。
ストーリーはさもありなんカルト集団の潜入だが、エマ・ワトソンがやるといかにもプロパガンダみが増してしまう。こんなことが、許されていいんですか!!と叫んでいる様なもので、うーん、彼女だからこそ映画を純粋に楽しめないんだよなあ。
盛り上がるところもハラハラする様なところもなかったから、やっぱりチリの傀儡政権の影に隠れた北朝鮮みたいな組織があったんですよ!と叫ぶだけの映画だったのかもしれない。
酷かったですね、というしか言いようがないけど。