実話に基づいた映画。
先の大戦以降(特に冷戦時代)を描いた作品が増えてきたことが個人的には嬉しく、興味が高くこの映画も外せなかった。
ドノヴァンとアベルに芽生える友情が何とも言えず、胸が熱くなりました。
そして忘れられない「"Stoikey Muzhik"(Standing Man)」の言葉。
さらに、ラスト家族の元へ戻ったドノヴァンの姿や家族の様子の描き方、ラストの描写はさすがスピルバーグ。
「アルゴ」のようなハラハラドキドキ感は少ないものの、取引交渉においてのドキドキ感はたまらなかった。
ただやはり中だるみもあったのは、ご愛嬌で。
何よりもハズレくじを引いて奮闘する役を演じたら、何しても似合ってしまうトム・ハンクスがすごい。