へちょりーの

ブリッジ・オブ・スパイのへちょりーののレビュー・感想・評価

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)
4.0
実話に基づいた映画。
先の大戦以降(特に冷戦時代)を描いた作品が増えてきたことが個人的には嬉しく、興味が高くこの映画も外せなかった。

ドノヴァンとアベルに芽生える友情が何とも言えず、胸が熱くなりました。
そして忘れられない「"Stoikey Muzhik"(Standing Man)」の言葉。
さらに、ラスト家族の元へ戻ったドノヴァンの姿や家族の様子の描き方、ラストの描写はさすがスピルバーグ。

「アルゴ」のようなハラハラドキドキ感は少ないものの、取引交渉においてのドキドキ感はたまらなかった。
ただやはり中だるみもあったのは、ご愛嬌で。

何よりもハズレくじを引いて奮闘する役を演じたら、何しても似合ってしまうトム・ハンクスがすごい。