165分、環境音楽系のBGMで建物に特化した作品ということで、危惧していた寝落ちが来てしまいました… 3番目の刑務所、ここだけ丸ごと落ちた、あとはちゃんと鑑賞。
建物にも感情があったらという前提でのナレーションもよかった。一貫して言いたかったことは、人は建物を通り過ぎる存在するということでしょう。計画的な建造物よりも、人の方が先にこの世からいなくなる。建物は数々の人生を見届ける。その建物自体、存在意義を感じさせるように作るのは人間である。相互作用での成り立ちはそれぞれドラマこそ違えど、普遍的なものだ。