西田千夏

モアナと伝説の海の西田千夏のレビュー・感想・評価

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)
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歌に統一性(?)同じリズムとかテンポの歌で、
言ってみれば歌詞変えただけの歌が多かったから、今回は歌とかよりも物語に力を入れたのかな?という印象を持った次第です。


ホラー映画でも小説にせよ「水」が登場するものってその後、大体不吉なことが起きたり、死の象徴となってるパターンが多くて、
蛇口から水の雫が落ちたり、嵐レベルの雨が降ったり、海でボートを漕いでいたりなどと、水に関わればなぜかその後はその人物に不吉な何かが起こる、水のイメジャリーがある。


『モアナと伝説の海』こそ水がテーマや物語の鍵だと言っても過言ではない話だが、
水が関わっても誰かが死に目にあったりしたとか不吉な物事が起こったりしたなどというのがなかったので数ある作品の中でも水との絡み方や描き方が面白いと感じました。


「海に選ばれた」ってモアナの肩書きに最初は「選ばれるって何?」とか思ってたけど。笑


主人公が女性ではあるものの
珍しく王子様やその他男性人物と結ばれる恋物語ではなかったというのも中々新鮮だった。


絶対に雪が降らなさそうだと思った。