ディズニープリンセスものと見せかけて大スペクタクルアドベンチャー映画！ディズニー、またすごいものを作ってくれたと感動しました！
冒頭30分ですでに号泣してしまいました（笑）この映画の素敵ところはたくさんあるけれど、まずはやはり主人公が魅力的…！王道でありながらも、挑戦を続け本当の自分を追い求める主人公像には心を揺さぶられます…！
しかもその想いを何倍にも膨らませるあの楽曲…！ミュージカルはやはり登場人物に感情移入してから活用すると、とても気分が高揚しますね…！
海に選ばれたモアナが後半でとる決断や、彼女にさりげなく道を示し続けた彼女の祖母の振る舞いに、物語全体を通して胸が熱くなりました！
バディとなるマウイもとても魅力的。英雄という設定を活かしたキャラ造形になっていて、初登場からとてもおもしろいです（笑）
本当にディズニー作品は細かくギャグを刻んでテンポよくキャラクターの魅力を引き出させ合うのが巧いなと笑いながらも感動しました！
今回は、スーパーボケキャラ、鶏のヘイヘイも、ニュージャンルのマスコットキャラとしていい働きをしていましたしね（笑）もはや笑っていいのかわからんブラックジョーク感もありましたが…（笑）
映像面でもすごかった！お家芸の細かいリアクション表現や進化し続ける髪の毛表現などもさることながら、今回注目すべきはやはり水の表現でしょう。水がこんなにも表情豊かだと思ったのははじめてでした…！
ワンシーンワンシーンのアイディアも秀逸。友人から「マッドマックス 怒りのデスロード」みたいだったよ！ と言われ、「んなわけあるかよ！」と思って見てみたら「あら本当……」となったあのシーンとか（笑）
個人的にかなり目を見張ったのはマウイの能力を使ったクライマックスのバトルシーンでした！敵のある弱点をついて、頭を使って変身を繰り返していくマウイに感嘆。ネタバレはしたくないので、伏せておきますね…。
長くなりましたが、キャラクター、ストーリー、映像、音楽、アイディア…どこをとってもよかったです！直前についてる短編もアイディアがおもしろい！とてもオススメな映画です！
(なお、こんなだけギャーギャーいってあげておきながらなんなんですが………私は鑑賞中に膀胱が冒頭の短編よろしく限界を迎えまして、「神の釣り針」を取り返すシーンの間席を外してしまったので、あいつに関する記述がだいぶ抜けてます……申し訳ないです。あー、もう一回見たい！)
