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マウス・オブ・マッドネスの440のレビュー・感想・評価

マウス・オブ・マッドネス(1994年製作の映画)
4.4
おかしな人ばっかりの世界は
普通の人が異常になっちゃう
最後の1人になったら寂しいよね

「ピアノ・レッスン」からのサム・ニール繋がり。
しかも「ピアノ・レッスン」の次の出演作品がこれって最高すぎるでしょ😁

オープニングの「愛のプレリュード」合唱からもうオモロい。
カーペンターのカーペンターズ。
しかもこのイかれた作品で「私たちの人生は始まったばかりって」w
このセンス大好きすぎる。

失踪した作家の捜索を頼まれたら変な世界に入っちゃうお話。

10代の頃に観た時は、この世界観がとにかく不気味で精神的に追い込まれるようなダメージを感じる作品だった。
でも30年近く経って再鑑賞したら凄く良い作品だなと鑑賞後思わず唸ってしまった。

前半に描かれている斧男襲撃や警官暴行など突発的なリアル恐怖からホブの街に着いてからの悪夢的な描写のインパクトの全てに心を奪われ、職人さん製作のクリーチャーも少ししか出てこないのが残念なくらい魅力的。

個人的には結末のお話展開も大好きで実に映画的ドラマチック胸糞加減が上手い。
俺的にはこの作品と「ゼイリブ」「クリスティーン」が好み。
でもクオリティの高さは「遊星からの物体X」だよな。
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