母と2人暮らしのイ・ソンギュン演じる刑事。その母が亡くなって呆然としている所に署で調査が入ると連絡。急いで署に向かうが母が死んで動揺していたせいか事故を起こし人を死なせてしまう…。
(以降ネタバレあります。)
刑事なのに隠蔽を図ろうとする。その隠蔽の仕方が気持ち悪すぎる！！何と母と一緒に棺に入れて埋葬するのだあぁぁぁぁ。
息子がいる私は自分が死んだ時に棺に他の人と一緒に入ってるところを想像してしまった！怖すぎます、この設定。おちおち死んでられない。棺桶を開けて飛び出して来てやるー！笑
さて、上手く隠蔽できたと安心したのも束の間。悪徳同僚刑事に気付かれてしまい脅迫される羽目に。悪いことは必ずバレます。
イ・ソンギュンってこういうオロオロする役ぴったり！凄く上手いです。
実は車に轢かれた被害者と脅迫してきた悪徳刑事は仲間。被害者は金庫番をしていた男。金庫番しか金の在りかが分からないから悪徳刑事は死体からその手がかりを見つける為に探していたと言う訳。どんどん主人公を追い詰めます。
追い詰められてオロオロする主人公には少し同情しそうになるけど、考えてみれば人を轢き殺して隠蔽をしてる訳で決して同情できる状態ではない。だからラストの終わり方はどうも好きにはなれない。
やっぱり悪者はそれなりの報いを受ける終わり方にして欲しい。全部パーになる方がスッキリすると思うんだけどなあ。
ラストはちょっと気に入らないけどコメディタッチでジタバタ劇、楽しめました。
(追記)
同名で日本版リメイクが出来たけど、あの設定はどうなっているのだろう？
遺体をそのまま土葬にする韓国と違って火葬の日本は例え同じ棺に入れてたとしても、火葬した後のお骨取りの時に2人分の骨が出てきてバレるような気がするのだが…？
その辺り日本版がどう処理されてるのか気になります。日本版も観てみたい。
