ねこねここねこ

最後まで行くのねこねここねこのネタバレレビュー・内容・結末

最後まで行く(2014年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

なんとなく暇だから観た映画だけど思わず食い入るように観てしまった。
やっぱり韓国映画ってすごいなぁ、悔しいけど勝てない感じ。

主人公のコ・ゴンス(イ・ソンギュン)は結構クズ野郎だと思うのであまり共感できないにも関わらず、なぜかいつの間にか頑張れ‼とか応援してしまっている自分がいたり💦

韓国って地元の警察官より刑事は圧倒的に偉いのだろうか?(まぁ日本でもそんな感じはあるけど)検問所での態度のデカさには呆れるし、しまいには警察官の頭を叩いたりやりたい放題。最初はこんな奴はバレて捕まってしまえ!と思っていたはずが、途中から登場するパク・チョンミン(チョ・ジヌン)がもっと悪徳で嫌な奴なので、なぜか逃げろ!という気持ちになってしまう。

前半の母親の葬儀でそこに自分が轢き殺した(とその時は思っていた)イ・ヴァンミンという男を隠す方法、それなりに重いのにそんなにうまくいくのか?とかツッコミたいところだけれど(・_・;)
しかし実はその男が指名手配犯であり、追いかけようもないのに刑事仲間が必死で捜査するのに付き合うフリをしたり、携帯電話から場所を特定されそうになって焦ったり、なかなかハラハラ…。

またパクに死体を引き渡し、その死体に爆弾💣を仕掛けて…それなのにパクの車🚙が引き返して来て焦る場面はちょっと笑える。

で、ありがちな「なんでちゃんと死んだのを確認しないんだよー💢」という場面ではきちんと死体が浮かばないことを確認したのに、出かける直前にまたまた現れるパク、不死身か😱⁉️
それでも死闘の末になんとかパクを倒すというか殺す。ここで疑問なのはこの殺人をどう処理したのか?ということだが。

とにかく警察をやめて地道に生きる覚悟をした、はずなのにのっけからパクの金庫の中身を頂いちゃおうという…。そしてその中身がとんでもない大金、果たしてゴンスは地道に生きていけるのだろうか?

なかなか面白かったしところどころ笑える。
でもゴンスの罪に目をつぶろうとしていた同僚刑事。「俺たちはクズだがこれはやっちゃいかん!」的な発言。そうだよね、限度は知ってるんだねって思うのに、パクに無惨に殺されて気の毒だったな。

日本だけじゃなくリメイクが出るのも納得。日本版はもう公開終わったようだけど、そのうち観てみよう。