3はビターな感動に終わり、4はヘビーに幕を下ろす大人の話。
金ロー勢なので1週間しか経っていないから驚いたが、実際は9年もの歳月が流れてトイストーリー4が公開されたことを忘れてはいけないと思う。
3は2から10年経ってるから一人暮らしのおもちゃ離れを描くことで視聴者の共感を呼べた。
そして4は更に9年後。トイストーリーを見て育った子供は最早おもちゃ離れどころか完全に巣立った社会人。
自分自身の内なる声を聞き、誰にも所有されず独立して自由意志で行動していかなければならない。
あくまで子供向けのアニメーションを提供してきたPixar・Disneyから突き付けられたウッディの脱子供への選択。実存への問題提起。
おもちゃであることを全面に活かした3とは対称的に余りに人間臭い、アメリカ自由主義的なある意味突き放したようなこの帰結に我々視聴者は納得できるか? 自分も大人にならないといけないと痛感した… トイストーリーの迷子になってないで、自分の足で無限の彼方へ行かなければ。
3Dアニメーションは当たり前のように神がかっていたし、同時進行するストーリーが飽きずに最後まで一気に駆け抜けるようだった。
うーん、やっぱり虚構が好きなのでバズライトイヤー見に行きます、、、