2D字幕版を鑑賞。
前作が「必然による大団円」だとしたら、今作は「可能性としてのもう一つの結末」が提示される。
自分的には、「アンディの一番のお気に入り」では無くなったウッディの境遇の変化(持ち主が変わればそりゃオモチャの扱いも変わるよな)が実にしっくり来たので、この物語展開もすんなり受け入れられた。
正直、オモチャの自由意志がここまで拡大されて人間同然になると、今迄の「オモチャとしての運命に縛られた存在だからこその哀歓」が薄れてしまうのだけれども、ラストの希望と寂寥の入り混じる旅立ちを観たら「こんな可能性も"アリ"だな」と思わせられる。