さうすぽー

ダム・キーパーのさうすぽーのネタバレレビュー・内容・結末

ダム・キーパー(2013年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

自己満足点 77点

ピクサーの堤大介氏とロバート・コンドウ氏が監督した短編アニメーション。
街が闇で覆われる事を防ぐ仕事をしてる豚の男の子が主人公。


豚の男の子はいつもダムキーパーの仕事をしてるために黒く汚れていて、それがきっかけでいじめに繋がっています。
この子のお陰で街が光に包まれてることを知らずに。

ある時狐の男の子と仲良くなってると、その子に「裏切られた」と思ってしまった事件が起きてしまうことで自暴自棄になり、闇に包まれてしまう展開。

黒に覆われてしまう下りは、豚の男の子の心の闇を体現しているようにも思えます。
実際に都市が闇に覆われてしまった事で責任を感じ、狐の男の子の事件は誤解だったと理解した瞬間、街を救いに行く。

そういった展開は子供から大人に一歩前進するようにも思えます。


狐の男の子はいつもクレヨンで絵を書いているのも相まって、アニメーションのタッチがクレヨンで書いたような作画です。
でも凄く世界観に合ってます!

でも個人的には冒頭と終盤のナレーションはいらなかったかな。