このレビューはネタバレを含みます
市民に対する良心とか慈悲とか知らんこっちゃなので、視聴者に特定の感情を抱かせる映像作りの密着取材を見てるみたいで楽しかった。
初めの腕時計をぶんどるルーの異常性を感じ取れていると、なんかベンチャーごっこしてるよ(笑)女の子デートに誘ってるよ(笑)がんばれ(笑)って目で見れた。ライバルに出し抜かれて悔しくて鏡を破壊するとこ好き。
認知の歪みを指摘したリックも知ってたーーって感じだし死んじゃったのもルーの交渉という名目の脅しをコピーした後だったから同情もしなかった。
予想してなかったのはやっぱルーがパトカーが絡む事故を生き抜いたことでしょうか。あからさまに死んでしまうわけでも捕まるわけでもなくマークされてるからそのうち捕まるだろってフィルムの外で想像させる作りになってて、まあいいと思います。