ユースケ

ジャスティス・リーグのユースケのネタバレレビュー・内容・結末

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

右ひじと左ひじを交互に使ってマシンガンの弾を超高速で弾きまくるエロかっこいいワンダーウーマンに負けじとキャラを立てまくるバットマン(苦労人)、フラッシュ(お調子者)、サイボーグ(ひきこもり)、アクアマン(ヘビメタツンデレ)というジャスティス・リーグの面々。
DCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)第5弾である本作は、スーパーヒーローたちがウジウジ悩み続けるノーラン病からの脱却の兆しを見せた一本。

みどころは、スーパーヒーローたちのチームワークと笑顔がたまらないクライマックスのカチコミシーン。
ザック・スナイダーから監督を引き継いだのが【アベンジャーズ】と【アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン】で監督を務めたジョス・ウェドンなので、【アベンジャーズ】のパクリみたいだったけれど、スーパーヒーロー5人を相手に互角以上の戦いを見せていたラスボスのステッペンウルフの攻撃を涼しい顔でかわして瞬殺するスーパーマンの規格外の強さにシビれっぱなし。全てがスーパーマンの前座のように感じました。

仲間集めもスーパーマンの蘇生もラストバトルもタメがなくてアッサリだったり、地球を支配できる未知の力を秘めたマザーキューブの扱いの温度差が激しかったり、ラスボスのステッペンウルフがCG全開だったり、CMでガンガン流れていたGary Clark Jr.の【Come Together】の使いどころが微妙だったり、いろいろ文句はありますが、キャラを立てまくった見事なキャスティングに今後の展開が楽しみになったので良しとしましょう。

ちなみに、ポストクレジットに登場するデッドプールもどきはデッドプールの元ネタのデス・ストロークです。