青いむーみん

ジャスティス・リーグの青いむーみんのレビュー・感想・評価

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)
3.7
バットマンがバットマンであるがゆえに1人沈殿してる感じが一周回って笑えてきてしまう映画。

この責任はレゴバットマンが大きく負っていると思う。あれほどキャラクターがデフォルメされていじられるともう戻れない。スーパーマンを筆頭に特殊能力者達の中に1人、変わったスーツを着たおじさんが混じっているのだからしょうがない。MCUではアイアンマンが同じ立ち位置のはずが、あちらは金に物言わせて特殊能力者顔負けのレベルに達していて、キャラクターもブルース・ウェインとは真逆。いい加減改めないと、ダイアナに愛想つかされるぞ。ベン・アフレックは私生活でもヤバイことになってるんだから。というように信頼が大事だと言いながらもバットマンは相変わらずバットマンなんだが、監督が途中交代してさらっとギャグを放り込んでくるというようなMCU要素が入ってきたのがなんとも微妙だ。これではMCUとDCEUの各々の特有する部分が被ってきてしまう。正直ここは絶対差別化を図ってほしい。近い時期に公開されたマイティ・ソーのあの素晴らしく馬鹿げた世界すらも持ち合わせるMCUに同方向ではかなうわけがない。しかし、ザック・スナイダーが最前線に復帰するのはまだ先だろうから、アクアマンが大ヒットすればジェームズ・ワンが?なんて期待もしてしまう。ザック・スナイダーが戻るのが一番だろうけど。

エイミー・アダムス好きだから個人的には嬉しい展開になったし、なんだかんだでやっぱり彼がいないと始まらないよね。