三夜連続でDCEUを鑑賞。
単独作品は「マン・オブ・スティール」と「ワンダーウーマン」しか経てない中での、いきなりのヒーロー大集合と相成りましたが、普通に面白かったです。
大雑把な話を、キャラクターの魅力と大集合の絵力で見せる、まさしくアベンジャーズみたいな感じですね。
新たにチームに加入したヒーローは、俺様な肉体派、屈折した知性派、ヲタ系ムードメーカーと、三者三様の個性がかぶってなくて、キャラクター造形として面白かったです。
それぞれの活躍はまだまだ小出しという雰囲気でしたが、今後の単体作品に興味が湧く、良い感じの加減の仕方でした。
スーパーマンに対する変心ぶりが凄いバットマンには唖然としましたが、反面、その不完全さがいかにも人間くさく、だんだんほっとけなくなってきます(笑)
超人ばかりの中で、一人だけただの人間であるバットマンは妙に異彩を放っていて、独特の魅力を感じました。
切り札・スーパーマンは、えらく気前よく登場させたなという印象ですが、シリーズの低調さを見てると、出し惜しみしてる場合でもありませんしね。
目覚めたばかりで混乱しているスーパーマンが、他のヒーローたちと激突するシーンは、ショボい敵ボスとの最後の戦いより面白かったし、一応、使った甲斐はあったってことでしょうか。
これでユニバースが延命できたのならいいですけど、実際どうなんですかね。
DCにも頑張ってほしいところですが。
と、ここまでほとんどキャラクターのことについて話してきましたが、つまるところ、そういう作品だということです。
話はあくまで大集合を見せる方便でしかなく、そういう意味では、キャラクターにハマれれば面白いし、そうでなければつまらない作品なんだろうな、と。
まあ、大集合っていうのは、どう転んでもスペシャル感が出るので、ヒットはさせやすいわけで、DC的には、むしろ勝負はここからだろうとも思いました。
個人的には、これでようやくアクアマンを見る準備が出来たわけですが、さて、どうしようかしら…。
