「仁義なき戦い」のナレーション風にお読み下さい。
蛇尼伊豆(じゃにぃず)組からの圧力によりキムタクがカッコをつける舞台が整えられた。それが本作、HEROだ。TVシリーズ、映画と用意され、キムタクが栄華を極めたのだ。
主人公であるキムタク演じる久利生検事は、刑事さながらの行動で型破りにカッコをつける。どんなに難しい事件でも未解決はありえない。巨悪な連中も久利生にひれ伏すのだ。
キムタクのために用意されたHERO。栄枯盛衰とおごる平家は久しからず。キムタクの栄華と野望は本作を頂点とし、徐々に勢いを失い、はかなく散っていったのであった。