momo

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカのmomoのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

はぁ、もう興奮を抑えきれない………(T-T)(T-T)(T-T)
この日をどれだけ待ったことか。
アベンジャーズのみんなに劇場で会える日をどれだけ待ったことか。 

もう本当に最高すぎて最高すぎて言葉が出ない。
みんなありがとう。こんな最高な映画ないよ。本当にありがとう。

毎回毎回これでもかってくらいクオリティを上げてくるMCUシリーズ。本当にびっくりさせられる。でも自分の中ではWSが一番で、これを超える映画はもう存在しないだろう…………
と思っていた私。

超えた。完全に前作を超えた。

最初から最後まで興奮しっぱなしで瞬きするのも息をするのも忘れるくらい引き込まれて…。 
異常にかっこよすぎる迫力満点アクションの連続。
心臓に悪いよ、ほんとに(笑)

キャプテンアメリカという人物を劇場の大画面で見れるだけでも感謝感激なのに、あんな一遍に色んなヒーローが出てきたらもう頭が大混乱。

最高だった点をいくつか挙げていくと、
まず、シビルウォーとはいえキャップとバッキーの友情物語が中心だったこと。
私にとってはこれが一番大きい。
予告の時点で、アイアンマンとか出るんだったらもうアベンジャーズ3でいいじゃん…とか思うのは無理もない。でも実際に本編を見てみると「キャプテンアメリカ」である理由がよく分かる。
2人の関係をずっと見守っていた私にとっては、この作品に5点満点を付けずにはいられない。
バッキーの笑顔を見た瞬間、あの「俺はもやし野郎にしかついて行かないから(`ε´)」って言ってた無邪気で可愛いバッキーを思い出して、あぁ、あのバッキーが帰ってきたんだ、、って思った。心の底からバッキーおかえりって思った。
キャップ、周りになんと言われようとバッキーを最後まで信じ続けた甲斐があったね。ほんとよかったね、キャップ(/_;)

次は皆さんご存知の通り、愉快な愉快な新メンバーたち。
ブラックパンサー、アントマン、スパイディ。
ブラックパンサーはなんか野生動物臭もするしバットマンみたいなダークヒーロー臭もするけど、とにかく強いし動きが素早い。あのウィンターソルジャーことバッキーと張り合えるくらいだから相当。
アントマンは…はい、すみませんでした。正直に申し上げますと1.5cmの極小ヒーローに何が出来るのwwって思ってましたm(_ _)m
はぁ、まさかあんな変身ができるとは…。
そして新スパイディ!!
予告編の最後に出てきたのを初めて見たときからずっと待ち遠しかった。おまけ程度に出るだけだろうけどスパイディとアベンジャーズが同じ画面に映るとか夢みたい…とか浮かれてたら、同じ画面に映るどころかまさかの大活躍!
ルッソ監督ありがとうございます(/_;)
しかもトムホランドくんが超絶かわいい!
今までで一番スパイディっぽいかも。
アンドリューはかっこよすぎるしトビーはダメ男臭が半端ないし(笑)
最後まで顔出さないで"あれ誰が演じてるんだ?"って感じで終わると思ってたからほんとに嬉しすぎる。

そしてド迫力のアクション。
中でもバッキーはピカイチだった。一番好きなのがトンネルのカーチェイスでバイクを奪うシーン。かっこよすぎて鳥肌が立った。この世にこんなかっこいいバイクの奪い方があるんだ…って(笑) 
滑走路の戦闘シーンはMCUファンなら間違いなく心臓発作になるくらい興奮する。
あれだけの登場人物の特徴を均等に引き立たせてそれぞれの見せ場を余すところなく作って闘わせるって相当な至難の業だと思う。
それを見事にやってのけたルッソ兄弟。さすがWSの監督なだけある。本当に天才だし尊敬するし感謝でいっぱい。
チーム内でお互いの能力を組み合わせて闘うのもいいし、相手チームの弱点を探してそれに最適な能力を持ち合わせたヒーローが攻撃するのもいい。
個人的にはファルコン&バッキーVSスパイディのシーンが好き。
喋りながら攻撃するスパイディの余裕感がめちゃくちゃ好き。
しかもStarWarsネタというw

最後のオチは衝撃的すぎて悲しくなった。
トニーの気持ちも十分よく分かるけど、バッキーは何も悪くない。悪いのは全部ヒドラ。
でも流石にあの辛い現実を知ったら冷静ではいられないよね。

この映画のいいところは、最後は仲直りしてハッピーエンドっていうベタな終わり方じゃないところ。あの手紙はほんとにキャップらしい。大人で紳士で冷静で。こんな形で内部分裂するなんて見てる側としてはめちゃくちゃ切なくて悲しいけど、インフィニティウォーでまた集結するっていう希望が見えてるからその期待を膨らましてくれる役割もあるのかなって思ったりもする。

WSでも感じたことだけど、キャップほど友情に熱い男はいないと思う。
最後の決闘で「I can do this all day(まだやれる)」って言って立ち上がったとき、ここまでして友達を守ろうとするキャップが本当にかっこよくて、これからもずっとキャップを好きでい続けようと思った。
キャップにとってはお母さんが亡くなったときに「死ぬまで一緒だ」って言ってくれたバッキーが今も心の支えで、幼い頃を共にした唯一無二の親友だもんね。
バッキーがいなければキャップはいない。キャップがいなければバッキーはいない。 
お互いがお互いを必要としていて、尊重し合い、固い友情で結ばれているキャップとバッキー。
そんな2人を見てうるっとせずにはいられない。

クリエヴァが「これは人間味のあるスーパーヒーロー映画じゃなくて、スーパーヒーローを扱った人間の物語なんだ」って言ってたけど本当にその通りだなと。
これはこの作品だけじゃなくてMCUシリーズ全部に共通することだと思う。
これだけの人間ドラマがあって感動するヒーロー映画を作れるMARVELすごい。

ストーリーが今までで一番濃密だし、これはMCU作品を全部見てきた人向けだと思う。正義とは何か、仲間とは何か、ヒーローはヒーローとしてどう在るべきなのかを深く考えさせられる。
私にとってはそれぞれの本心、胸の内がめちゃくちゃよく分かるしみんな考え方も価値観も違うからどっちが正義だとか決めることはできない。
そういう意味でこの映画には“答え”がない。

この映画に出会えてよかった。
この時代に生まれてよかった。

もう2回見たけどあと5回は見たい!!

P.S. キャップとシャロンがくっつくっていう予想が見事に的中。キスシーン見れてこの上ない幸せ♡←
でそれを見たバッキーとファルコンが( ̄▽ ̄) ニヤってするの最高。
キャップ×バッキー×ファルコンのトリオ好きすぎるからもっと絡み増やして欲しかったな…
まあ次に期待(^^)
momo

momo