このレビューはネタバレを含みます
『クリード チャンプを継ぐ男』のライアン・クーグラー監督最新作『ブラック・パンサー』観て参りました。
劇場に入ると60代くらいの初老の男性が4人バラけて座ってまして、「あれ?ブラック・パンサー観るにしては年齢層高いぞ?コレ入るスクリーン間違えた?」と危惧しましたが、無事MARVELのオープニングが始まり安堵(笑)
私。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は大好物ですが、MARVELシリーズは好きではありません。
特にアヴェンジャーズ
いわゆるMCUね。
好きな方いたらゴメンなさい。
で、今回のブラック・パンサー。
社会に巣食う病巣をえぐるアメコミってことで、『マルコムX』や『それでも夜は明ける』並みの熱い作品を期待して(笑)行ったわけですよ。
もしくは『ダークナイト』とかね...
そしたら、まんま『バーフバリ』やん(笑)
でも、最後の最後。
初回エンドロール後のエピローグが熱い‼︎
トランプ大統領に中指立てるこの熱いメッセージ。
これ観るためだけに、お金払ってもえーわ。
と思える熱い作品でした。
観た目、バットマンみたいだけど。
全然違う‼︎あいつは金持ちなだけ(笑)
ま、王族の話ってなると『ゲーム・オブ・スローンズ』とか『バーフバリ』には劣るけど、それでも世界情勢や今、世界で起きている問題について、ここまで詰め込んだのは凄い。
本当にエンドロール後のスピーチは素晴らしい。
スタン・リーも登場しニヤニヤ(笑)
出てる俳優も何気に豪華‼︎
アンディ・サーキスもモーションキャプチャーなしで出てるし(笑)
フォレスト・ウィティカー演じるズリとか、ダナイ・グリラ演じるオコエなんて『バーフバリ』のカッタッパやんけ‼︎
正直大傑作とまではいかないけど、各キャラが魅力的だし、キルモンガーという名悪役も魅力的。
祖先と対話するシーンなんて『ムーンライト』みたいな色使いだったからテンションあがりました。
そうそう、エンドロール最後の最後にもオマケ映像があるからね(笑)