世界興収が「アベンジャーズ」を超えたって聞いてそんなに！？とギリギリ滑り込みで鑑賞。
徹頭徹尾よくできてる娯楽作なんだが個人的には長いし飽きるし背中がつって痛くてエンドロール始まってすぐ飛び出したくらいの感じだった。
エンドロールの後は何があったんだろ。
最新技術をバンバン使ってスタッフから出演者から音楽までほぼ黒人で作って大ヒット！というところに痺れるけど娯楽作としては普通も普通で、敵のキャラが魅力的な上、完全な悪ではなく彼の動機や思いに同調できる設定なのも素晴らしいが、肝心のバトルシーンやドラマ展開は全てどこかで見たことのある使い古され過ぎたもののように見えてしまってその点での新鮮さは全くなかった。
とは言え娯楽はその時代の人たちの物であり、王道的な展開は王道だからこそ映え、少年少女らが今作を見て「楽しかった！面白かった！」と興奮するならば年寄りの戯言などどうでも良い。
アフリカの小国が実は世界最先端で、最強の戦士軍団は強く逞しい女性で、ってのも今の世の中に改めてカウンターパンチを食らわすようで素晴らしいし、私には合わなかったけどゴチャゴチャ言ったところで楽しめた人はたくさんいただろうし、この作品が大ヒットして受け入れられたことこそに価値があるんだろう。
戦闘機の音響がスターウォーズぽいところは萌えた。
