タカナリ

キャプテン・マーベルのタカナリのレビュー・感想・評価

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)
4.2
MCU第21弾。
新ヒーローであるキャプテン・マーベル誕生の物語。

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のラストで登場が示唆されたヒーロー。フューリーが消える直前に交信をしていたのが彼女です。
そのフューリーは、今回全編に渡って登場しています。アイアンマンやハルクが活動を始めるより前、『アベンジャーズ計画』が決まる辺りの話ですので、かなり若いです。久しぶりにコールソンも登場。この頃は新人です。

明らかになるクリー帝国の真実と、キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースの失われた過去。
そして、彼女はなぜヒーローとしての道を選んだのか。
この辺りが最大の見所ですかね。
最初敵として登場したスクラルにはかなり驚きました。まさかあんな種族だったとは。
最初と最後では、印象がだいぶ変わりましたね。

さらに意外だったのが、フューリーに付いてきた猫のグースですね。
正体に普通にびっくりしました。
こいつも最初と最後で印象変わりますw開いた口が塞がらないwww

個人的に好きなとこは、キャロルが全てを知った後に、戦う決意をしてからですね。
緑系だったスーツの色を星条旗の色に変える所は、優しい笑みを浮かべながらも心は燃えてましたね。
そして真の力に目覚めた瞬間の演出がすごく良い。
どんなに失敗しても、どんなに「女だから」とバカにされても、何度でも立ち上がり、何度でも立ち向かう。その度に強くなっているように感じました。
この演出は好き。心が熱くなりました。

そしてキャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベルは、何十年後かにアベンジャーズと合流。
全ての生命のためにサノスに挑みます。