このレビューはネタバレを含みます
映画としては別にすごく面白いものではないけど、アヴェンジャーズシリーズを観るには避けて通れない
冒頭スタン・リーのとこでちょっとじーんときた
マーベル見始めたのここ数年だけど
で始まってしばらくは「あれ、私スターウォーズ観てたんだっけ?」って感じのノリ
なんかライトセーバー二刀流みたいな敵いるし
とりま落ち着けって言ってくるオビ=ワンみたい人いるし
電車乗ってるシーンとかすごくスターウォーズっぽくない?
で次第に明らかになる過去…
ああうういいい敵そっちかーい!
味方になったとたんに憎めねーな!
すごいフェミ二ストに配慮して映画作ったんだなーというのが最初の感想
ポリティカル・コレクトネスの必要性は分かるけど、その方向性がハリウッドらしい
「女性らしくあれ」いう周囲からの価値観の押し付けに遭い、そして守られ、最終的に悲劇になるのが高畑勲の『かぐや姫の物語』なら
キャプテン・マーベルは自ら価値観に挑み強さを得ようともがき、最後は勝者となる
女には無理、とか、(女性らしい)感情の高ぶりを抑えろ、とかね
でも最終的には、全てが自分だと受け入れたことで、感情を放出し、敵を圧倒する
どちらも根底には抑圧された悲しみとか怒りがあるフェミニズム映画なんだけど、これが日本とアメリカの違いなのかな
あと無敵状態になってるときに目が光ってメットが浮かんできてモヒカンができてモヒカンも光ってるのは笑い出しそうになった
ネコのアレより、頻繁にカットインしてくる鼻血だして目が光ってるシーンのほうが笑えた
アヴェンジャーズへの繋がりも気になるところ
エンドゲームが楽しみだ〜