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アベンジャーズ/エンドゲームのt0moriのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

レーザーIMAX3Dで鑑賞。前回の『アリータ』ではCG処理で3Dにしたシーンが多いせいか、今ひとつ通常IMAXとの違いが分からなかったのだけど、今回はバッチリ、劇場とスクリーン内が地続きに感じられた。吹田で『ダンケルク』を観た時以来の感覚だった。

さて本編に関しては、書きたい事、話したいことは山ほどあるけれど、とにかく幸福な3時間であり、幸福な10年を味あわせてくれた、故スタン・リーと代表してケヴィン・ファイギ他スタッフ、キャスト全員に感謝したい。映画史に新たな印をつけたシリーズであったし、この『エンドゲーム』でまさしく伝説になったと言って良いと思う。

ピム粒子の量子トンネルを利用したタイムマシンとか、キャプテン・マーベルの絡みとか、ネタの多くは事前に予想されていたものだったけど、それ以上のサプライズと感動があった。
クリントの悲劇からのオープニングからの、サノスのその後とかあっさり序盤でとか、その後のトニーとスティーブの、過去に遡るエモーショナルで胸を打つシーンの連続とか、ナターシャの犠牲とか、そしてトニーの指パッチンの台詞と最期……中盤辺りから涙が止まらなかった。
そして、トニーの葬式の日、ポーチで娘と語らうハッピー@ジョン・ファブローの姿で駄目押し。この男が『アイアンマン』をモノにしていなければ、この10年はなかったし、ロバート・ダウニー・Jr.が再生し、トニー・スタークを演じることはなかった訳だから。そのスタッフの敬意みたいなものを感じて、また号泣。

泣いた泣いた書いてるけど、それ以上にいつもの様に笑ったシーンも多々あった映画であり、とにかく最高の体験であった。

再三になるけど、本当にありがとう。
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