けーな

スポットライト 世紀のスクープのけーなのレビュー・感想・評価

4.4
すごい映画だ。アカデミー作品賞と脚本賞受賞も、大きく頷ける。大きな組織であり、大きな権力を持つカトリック教会を相手に、古くから隠蔽され続けていた小児虐待の事実を記事にしたボストングローブ紙の記者達のプロ意識には、頭が下がる想いだ。また、これを映画にしたトーマス・マッカーシー監督にも頭が下がる。映画にする上でも、大きな権力からの圧力が、かからなかったのだろうか。

無駄な演出がなく、淡々と進んでいく感じが、とても良かった。ドキュメンタリーを見ているようだった。

レイチェル・マクアダムス、マーク・ラファロ、マイケル・キートンが、とても上手かった。

トーマス・マッカーシー監督の作品は、社会派映画ばかりだが、どれも、心を打つ。
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