本国イギリスだけでなく、アメリカや、他の欧米諸国でカルト的人気と言われている作品なので、ずっと観たいと思っていて、ようやく観ることができた。
しかし、こういう退廃的な若者が出てくる映画を、なかなか理解できない私。若い時に観たら、もっと理解できたかなと思ったりもするけど、そうでもないかな。
イギリスの湖水地方を見ることができたのは、良かった。ロンドンにある2人のアパートの作りとかも、なかなか良かった。汚い部屋だったけど。
監督は、「キリング・フィールド」でアカデミー脚本賞を獲得したブルース・ロビンソン。今作は、彼の自伝的映画。今作のウィズネイルが、彼らしい。
ハリポタのダーズリー叔父さん(リチャード・グリフィス)が、ウィズネイルの叔父さん役で出てくる。なかなか重要な役回りだった。
ウィズネイルと「僕」は、売れない俳優で、酒とドラッグ浸りの貧乏生活をしているけど、英語のアクセントが労働者階級のアクセントじゃなくて、けっこう綺麗なアクセントだった。ウィズネイルの叔父さんがお金持ちだし、いい家の出ってことなのだろう。
舞台は、ロンドンのカムデンタウンとイギリスの湖水地方ペンリス近郊。