けーな

真夏の夜の夢のけーなのレビュー・感想・評価

真夏の夜の夢(1999年製作の映画)
3.3
シェイクスピアの原作に、かなり忠実に作っている気がする。と言っても、このFilmarksで何度も言っているように、私は、学生時代に勉強した時から、シェイクスピアが、苦手で、好きじゃなかったから、昔、読んだ内容も、ほとんど忘れているのだけれど。

今作は、シェイクスピアの4大喜劇の1つ(「真夏の夜の夢」「十二夜」「ヴェニスの商人」「空騒ぎ」)。シェイクスピアは、悲劇においても、喜劇においても、人間の愚かさを描いているのだと思う。今作では、恋する時の人間の愚かさを描いているのだろう。

原作では、アテネが舞台だったけれども、今作では、イタリアのトスカーナ地方が舞台。

それにしても、何より、キャストが豪華で驚いた。ルパート・エヴェット、ミシェル・ファイファー、クリスチャン・ヴェール、スタンリー・トゥッチ、キャリスタ・フロックハート、ソフィー・マルソー等々。そして、サム・ロックウェルが、劇団員で、女役。若かったな。スタンリー・トゥッチの妖精役も、なんだかとっても可愛いかった。
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