棒人間

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密の棒人間のレビュー・感想・評価

3.5
ハリポタが大好きで、ファンタビシリーズももちろん楽しんでます。

感想は、
もちろん面白いんですけど、今作のストーリー進捗は結局大したことは起きていない。
やってることは、
前作で信奉者を募って組織化したグリンデルバルド一派が、今度はより世間的に影響力を持とうとして、政治的介入をしようとする要は前回の上位互換的な展開。
でも結局その行動は失敗するし、その原因は自分が取った行動のせい。
だったら最初から手をかけずにその目的のために使っていればよかったのに…
まぁ多分ビジョンを見るためにはそれをするしかなかったのだと思いますが

まぁ前作でハードルが上がりすぎたので致し方ないんですけど、ストーリーよりも背景の説明的なものが多かった印象。
それもタイトルの通り、ダンブルドアの秘密とあるからまぁ分かるんですけど、秘密といっても正直大したことが判明したわけでもないように感じる。

今作が土台作り的な意味と捉えれば、
次作以降でグリンデルバルドとダンブルドアの本格的な対決と、クリーデンスの関わり方がどうなっていくかということが重要になっていくのかなと思う。

一番モヤっとしたのは、
ラストでクイニーとジェイコブに1つの進展があること。
でもそれはこのシリーズの大きなテーマとしてあるものなのに、三作目でそこに辿り着いていいのか?と思ってしまった。
まぁこの決断もすんなりとはいかず残り2作で2人や魔法界全体がどうなっていくのかということになっていくんだろうとは思うので、今後に期待します。(それでも2人のあの展開はラストまで取っておいてほしかった)

こんなにあっさりとクイニーとジェイコブの関係を展開させたのに、なぜ今回はティナはこの扱いなのか?
昇進して忙しいから出ないって…

これは、ナギニにも言えること
2作目でクリーデンスとかなり親密な関係になって、最終的にニュートたちとホグワーツに向かってるのに今作は全く言及すらなし
これも納得いかない。

ファンサの
あったりなかったり部屋や、ホグズミード、懐かしアイテムたちは観れて嬉しかったです。

あと、
どうしても分からないのが、グリンデルバルドの容姿について。

事情があって役者の起用が変わったのは仕方ないし理解するんですけど、2作目から髪型や肌の色や服装が変化したのかが分からない。
ダンブルドアの関係性を演じるうえでは、マッツの雰囲気は最適だったと思うんですけど、ジョニーのときからの風貌の変化の理由を説明してほしい。
マッツのグリンデルバルドでも、同じキャラメイクはできるはずなのに…


気にしすぎなのかなぁ
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