ミュージカル映画が好きな物としては、好きな映画だった。
アニメに抵抗がなければ実写より、アニメ版の鑑賞を推奨します。
この映画でのテーマは言葉。
幼少から良く喋る女の子だった主人公は、ある出来事をきっかけに喋るとお腹が痛くなってしまい、高校生では友人とのコミュニケーションも取れなくなっていく。しかし、地域ふれあい交流会をきっかけに変わっていく。
テーマとして、気軽に発言した言葉は誰かを傷つける可能性もあり、言ってしまった側も後悔してしまうこともある。
特に人を傷つける言葉は簡単に言ってはいけないものであると、この作品の中では伝えている。
逆も然りで、感謝、褒める等、どんな形であれ相手側に伝わるように伝えることで、いい結果を齎すこともある。
また、直接に伝えるだけでなく、音楽、手紙、様々な方法がある。
最近の話題で、SNSを通じて人を傷つける事が問題になっている。直接的、間接的関係なく発言する言葉に対しては、発信する側は責任を持たなければならない。
「この世で最も1番の罪は、言葉で人を傷つける事」
